就労継続支援B型事業所は、就労継続支援A型事業所とは違い、何らかの理由で雇用契約を結ぶことが難しい人のための施設です。比較的軽度な作業を用意し、働くうえで必要な能力や知識の向上を目的として、そのための訓練を行っています。

作業の内容や環境、規模なども事業所によって大きく異なるため、事業所選びの際にしっかりと自分に合った施設であるかどうかを知っておくことが大切になります。

就労継続支援B型事業所が通える範囲にあるかどうか

まずは、続けて通うことができる距離であるかが最重要になります。何らかの障害や病気を抱えている場合、体調に波があることも多く、普段の日であれば苦にならない移動も、少し体調が崩れるとストレスに感じてしまうこともあります。

時間的には短い移動でも、ひどい満員電車や、歩く時間が長すぎる場合などもありますので、気になる施設には一度実際に行ってみるのもおすすめです。まずは通い続けられる場所にあるかをしっかり確認してから、希望を出すようにしましょう。

就労継続支援B型事業所の作業内容が自分に合っているか

就労継続支援B型事業所では、どこの施設でも比較的簡単な作業内容の訓練が用意されています。しかし、事業所によって取り扱っている内容はさまざまです。

たとえば、ボールペンの組み立てやコーヒー豆の袋詰めなどの作業もあれば、データ入力や簡単なネットショップの管理などのパソコンを使った作業内容のものもあります。訓練といってもやはり好みや、向き不向きはあるものなので、通える範囲に選べる事業所がある場合は事前に訓練内容を吟味しておくといいかもしれません。

過ごしやすい環境であるかどうか

最後のポイントは、事業所の雰囲気です。一日の多くの時間を過ごす場所になるため、そこにいる人や作業をする環境はとても重要なものになります。事業所によっては、見学や体験などを取り入れているところもあるので、気になる事業所ができたらまずは見学できるかの確認をしてみるといいでしょう。

親睦を深めるために、定期的なイベントなどを行っているアットホームな事業所もあるので、見学に行った際はどんな施設なのかたくさん質問してみるといいかもしれません。

まとめ

就労継続支援B型事業所は、国が定めた法にのっとって作られている訓練の場です。しかし、障害や病気を抱えている人にとっては些細なことでもストレスとなり、せっかくの訓練の場になかなか通えなくなってしまうこともあります。働ける場所があればどこでもいい、というのではなく、自分に合った事業所をしっかりと見極めて、ストレスなく続けられることを目指してください。