就労継続支援B型事業所は、全国にある就労支援施設のなかで最も事業所の数が多く、利用者も数も多くなっています。工賃をもらうための作業だけでなく、利用者や職員のコミュニケーションを目的としたイベントなどを企画している事業所もあり、定員割れをしている施設もあるほどです。それでは、大阪にスポットを当てると、何軒ほどの就労継続支援B型事業所があり、どのような取り組みが行われているのでしょうか?

大阪の就労継続支援B型事業所数

現在大阪には1000件以上の就労継続支援B型事業所があります。規模や事業所の特徴もさまざまで、訓練内容などから自分にあった事業所を選ぶことができます。

大阪では大阪市内や難波、天王寺などの都市部に就労継続支援B型事業所も多く設けられており、比較的交通の便もいい場所が多くなっています。最近ではパソコンを使ったデータ入力やネットショップの運営などの、時代に合った軽作業を取り入れている事業所も多いので、どんな仕事に興味があるか、見学や体験を利用して知っていくのもおすすめです。

大阪の工賃

大阪府が発表している、平成30年度就労継続支援B型事業所の工賃の実績は以下の通りとなっています。

月額実績:平均工賃額  12,009円
時間額実績:平均工賃額  180円

この調査から、全国平均である約1.5万円よりも、大阪の工賃平均が下回っていることが分かります。大阪はもともと東京に比べ、賃金が少し低く設定されている傾向にあり、土地などの物価も低価格となっているため、この結果となっているようです。あくまで平均的な物ではあるため、作業内容や労働時間によって工賃は大きく変わってきます。

工賃向上支援

大阪府は就労継続支援B型の工賃の引き上げを目標とした、「大阪府工賃向上計画」を実施し、さまざまな取り組みを行っています。この計画は、平成19年の「大阪府工賃倍増5カ年計画」に始まったもので、着実に大阪府の就労継続支援B型の工賃の引き上げに成功していっている状況です。

2020年度の月額平均工賃の目標額は14,200円に設定されており、平成30年度と比べても2,000円以上高い金額を目指していることが分かります。少しずつではありますが見直されている大阪の工賃には、今後も期待ができそうです。

大阪市中央区には以下の事業所がおすすめです。
大阪市中央区南船場の就労継続支援B型 あおぞら
大阪市中央区島之内の就労継続支援B型 あしなが
大阪市中央区谷町の就労継続支援B型 うららか

まとめ

大阪は経済、人口とも東京に次ぐ、日本でも特に発展している地域です。「大阪府工賃向上計画」を見てもわかるように、障害者支援への関心も高く、就労継続支援B型制度利用者としても、比較的働きやすい街ではないでしょうか。